RSウイルスとシナジス
日本保育病児協会のリンクを貼っていますのでご覧下さい。
このRSウイルス、かかりやすいのですがその症状は様々なので先天性心疾患を持つ0~2歳児は気をつけないといけません。
毎年冬から感染力が上がってきます。
ここ数年でニュースにも取り上げられたりしているので聞いた事もある方もいらっしゃると思いますが、まだまだ知られていないウイルスです。
潜伏期間は4~5日で、気管支炎や肺炎などの症状がでます。
ひどい症状だと、乳児が呼吸困難に陥る事もあります。
その重症になりやすい赤ちゃんの中に先天性心疾患が含まれます。
もともとサチュレーションが低いので、チアノーゼになりやすいんです。
このウイルスはもちろん大人にもうつりますがその症状は鼻かぜくらいなもんです。
年間2000~3000人はこのウイルスに感染しています。乳児は症状が悪化するケースがあるので十分注意してくださいね。
もっと詳しく知りたい方は、RSウイルスインフォネットのリンクを貼っているのでご覧下さい。
シナジス投与が必要となる赤ちゃんのリンクを貼っているのでご覧下さい。
このRSウイルスに感染しても症状を軽減させるのがこのシナジスです。
インフルエンザの予防接種と同じで、かかりにくくします。
それから、このシナジスはワクチンが効いている期間が1ヶ月しかありません。
なので、流行る時期(10月~3月)は毎月シナジス外来で予防接種を受けます。
ここで気をつけて欲しいのは、保険適用外の乳児だと保険がきかないのではっきり言いますけど高いです(涙)
なのでシナジスうけたい時は、しっかり調べて聞いく事をオススメします。
のんちゃん、シナジスやってましたけど感染しました。
だからHCUに入院していたんですけど、入院当日から個室です。
4人〜6人部屋だと院内感染してしまうので、個室の方がいいんです。
毎日面会行って周りを気にしないでいれるのでとっても気楽なんですが、退院後の請求書みてビビリました(笑)
それ以降は感染もなく無事に過ごしていましたが、ここ数年ニュースのトップに上がってくるこのRSウイルス。
2016年は確か5000人位だったと記憶してます。
(この数字間違えてたらすいません)
でも今年はまだニュースにも上がってきていないのでこれからなのかな~。