ka-noneの日記

先天性心疾患で産まれた娘の成長を2011年~2018年4月まで書きました。2019年から日記を再開しています。

先日のこと

www.sankei.com

 

産経ニュースを貼ってますのでご覧下さい。

先日掲載された記事です。

神奈川県立こども医療センターの取り組みが載っていました。

こういった取り組みはすごく大事だと感じてます。

それから、できれば一般の方によりこの心臓病の事を認識していただけると嬉しいです。

 

 

 

これもつい先日のことですが、のんちゃんが朝起きてから服に着替える時に泣くんです。

〝何で泣いているの?〟と聞くと、〝なんでのんちゃんだけお胸に長い線があるの?〟と泣きながら言ってくれました。

 

どうやら保育園のたくさんのお友達に言われたみたいなんです。

その時のんちゃんは、〝赤ちゃんの時にお胸の病気したからだよ。〟って、〝だからのんちゃん、がんばったんだよ!〟って言ったらしいのですが、それがなんで胸に20cmくらいの傷跡があるのか園児には分からなかったんでしょうね。

その後、〝何で?何で?〟と質問攻めにあい、のんちゃんはどう答えていいか分からなかったみたいです。

 

そうなんですよね。

周りは5歳~6歳、今までは気にしていなかった事が気になるようになる年。

〝お胸の病気でがんばったんだよ!〟では通用しないんです。

だからのんちゃんには、次また聞かれたときにこう言うんだよ!って説明を簡単に教えました。

でも中に一人だけ〝のんちゃんがんばったんだね。すごいね!〟って言ってくれる男の子のお友達もいたようで、僕らはその言葉だけでも嬉しかったし、救われました。

 

泣きながら言われると、僕らはドキッとします。

でもね、それをのんちゃんにもお友達にも理解して欲しいのでこれから少しづつ分かりやすく説明していこうと決めました。

第一弾を保育園の許可がでれば、月末行おうと思っています。

 

 

 

それから、先週エビ中の松野さんがお亡くなりになりました。

その原因が発表され、致死性不整脈と診断されたそうです。

不整脈は心臓が正常に拍動しなくなる事をいいます。

その中でも皆さん聞いた事あると思いますが、心室細動があります。

この心室細動は、心臓の血管から血液を送り出す心室の筋肉が震え、血液が送り出せなくなり失神して呼吸が停止してしまう事を言います。

まだ心臓は動いているんです。

これを防ぐ救命処置として、AEDがあります。

でもこのAEDって当たり前にどこでもないですよね?

無い時は、心臓マッサージと人工呼吸で命を繋ぎます。

 

このAEDは、停止した心臓を動かすものではなく、筋肉の震えで不規則なリズムの心臓を正常なリズムに戻すためのものです。そうすれば救命できる場合が多いんです。

だからその使い方ややり方は知っておいた方がいいです。

心臓マッサージや人工呼吸などは、昔何かで教えてもらったり、デモを見たりしたことあると思いますが、それをその時にやれるか?ってなると、難しいですよね。

もちろんネットでも出てきますが、アテになりません(涙)

 

ご興味がある方は、近くの消防署で救急や延命措置などの講習を頻繁にやっているので電話で問い合わせえるか、各消防署のホームページでスケジュール確認と申し込みができるのでぜひやってみてくださいね。

例えば、心臓マッサージでもどれくらいのリズムでやればいいのか?分からないですよね。

人の心拍は100位です。

消防署でも教えてもらえますが、〝アンパンマンのマーチ〟のリズム。

BPMが100なんですよ。

 

遺伝的だったり、急な不整脈はその原因が分からないことが多いそうです。

年齢も関係なく、昼間おこるのか夜おこるのか分からないしウィルスが心臓に入った事で起こる場合もあるそうです。

 

 

 

www.ncvc.go.jp

 

国立循環器病研究センターのリンクを貼ってますのでご覧下さい。

 

症状はいろいろありますが、心電図と血圧で見ていくと分かりやすいです。

もちろんのんちゃんも毎回外来で心電図やります。

なかなか発見が難しい病気ですが、毎年の健康診断などで検査できます。