ka-noneの日記

先天性心疾患で産まれた娘の成長を2011年~2018年4月まで書きました。2019年から日記を再開しています。

2012/02/09

おかげさまでこのかも昨日無事に退院できました~。

 

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6日の月曜日はぼくも休みだったので久しぶりに3人でこども医療センターにいきました。
はじめに奥さんがHCU2に行きぼくと長女は待合で待っていると、3分位で奥さんが戻ってきて、〝明後日退院だって〟。
ぼくは、〝えっ!!〟です。
まぁ、いつものパターンのやつなんでなれてしまいましたが、そんな感じでいつもある日突然言われます 涙。

脈も肺の血圧もサチュも問題なく、まだ乳びは今後の経過をみながらMCTと、もちろん制限もあり1日340mlまでらしい。
その日はぼくも長女も風邪気味だったので窓越し面会しました。 
少し痩せてスリムになったこのかちん。
絶食や水分制限あっても約700gしか落ちてないですが、手術前のコロコロ感はありませんでした。
面会の最後の方でようやく笑ってくれたこのかはいつもの笑顔でした。



そして、昨日仕事から帰るといるんです。
当たり前ですが 笑。
〝ただいま~、このかちん!〟と言うと、このかは不思議そうにぼくの方をじーっと見てました。
〝ひょっとして忘れてしまったかかなぁ~っ?
このかは長女を見るときもじーっと見ています。
またじょじょになれていくのかな~っと、でも手術前の〝人見知り〟は残っているらしく、ぼくが抱っこするとウァ~っと泣きます。
これもまたぼくにとっては試練です。
気長に待ちます。
それから、奥さんの話がとても嬉しかったので書きますね。
このかをつれて保育園に長女を迎えにいったとき、長女が〝このかちゃんいるの~?〟と顔を覗き込んだそうです。
奥さんが〝うん、いるよ。今帰ってきたよ。〟と言うと、長女がすこぶる笑顔で〝このかちゃん、お帰り~っ!〟と言った言葉を聞いて、奥さんはその言葉に感動して家まで号泣して帰ったそうです。
長女は3歳、解っていないようだけど彼女なりに理解していたんですね
それを聞いて、思わず長女を抱きしめてしまいました。
親ばかですね。




今回の手術で入院をしていた時に、奥さんはたくさんのママともができたそうです。
今までには無かったのですが、今回はなぜか同じ部屋の方たちや部屋が変っても話をしたり、心配してくれる方がいらっしゃったみたいでその方たちと沢山の情報交換やおしゃべり、家庭の事など話ができてとても嬉しかったとニコニコで話してくれました。
もちろんメルアドも交換してコミュニケーションをとっているみたい。
そんなステキナお友達もできたこのグレン手術でした。
さぁ、あとはフォンタンめざしてみんなでがんばっていきま~す。


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ほんとうにいつも応援してくださる皆さんたちに感謝です。 
ありがとうございます!


 

 

 

以上が当時mixiでの日記です。

グレン後14日で無事に退院できました!

 

初めの写真は、グレンのオペ前の写真。

人中、長っ(笑)

最後の写真は、グレン後の写真です。

約700g体重が減るだけで顔が違うもんですね~。

退院後は、ほぼ内科的治療が基本で、月に一度外来があります。

グレン後でも薬の影響で、むくみやすかったりお腹が少し出ていたりします。

これもフォンタン後でも続いていきます。

 

それから心臓ですが先天性心疾患の場合、生まれたばかりの頃の心臓は普通の心臓よりは大きいらしいです。

その理由としては、血液の循環が悪い事、それから心臓内で血液が交じり合う事や血液に十分な酸素が溶け込んでいないため心臓が通常のサイズだと心臓自体の機能が補えない為に心臓が大きくなるとのこと。

それが、オペを受けその疾患の症状が改善されると徐々に普通のサイズに戻る。

 

凄いですよね!

 

これを始めて担当医に聞いた時ビックリしました。

勉強はしていても、知らないことだらけです。

 

それから、入院中仲良くなった方たちとはその後のカテの時に同じタイミングだったり、フォンタンの時に病室が同じだったりしました。

なんて偶然。

と思いきや、グレンの時期が同じだとフォンタンもだいたい同じ時期ですよね~。

心疾患繋がりで、こうしてお友達も増えてとても嬉しいのですが、その分色んなお話を聞いたり、耳にしたりしました。

それは、今でもそうなんですけどね。

このかは、今もこうして無事にいる。

けどね、って事がこの病気を通してたくさん見たし、聞きました。

ちょっとそんな僕の思いも含めて、気持ちの整理がついたらこの日記に書こうと思います。